この度、G7伊勢志摩サミット準備のための世界人口開発議員会議(GCPPD2016)をAFPPDとともに主催することを心より慶んでおります。

国際人口問題議員懇談会(JPFP)は世界初の人口と開発に関する超党派の議員グループとして1974年に設立されました。現在では、この活動は世界中に広がり、世界すべての地域に人口と開発に関する地域議連や多くの国に超党派の議員グループが設立され、活発な活動を続けています。

JPFPの設立理念は、「人間の尊厳が守られる社会を構築し、持続可能な開発を実現するためには、人口問題への取り組みが不可欠である。この人口問題への取り組みは決して強制できる問題ではなく、国民の代表である国会議員が深くかかわるべき問題である」というものでした。私どもはこの理念を堅持しております。

今回のサミットは、立場の違いを超え、地球の将来に対する危機意識を共有し、それを乗り越えるために持続可能な開発に向けたプラットフォームとして国連総会で満場一致で採択された「持続可能な開発目標を含む2030年までの開発アジェンダ」採択後初めて開催されるサミットとして、歴史的な重要性を持っております。

私どもの活動の中から、この「2030年までの開発アジェンダ」で強調されているグローバル・パートナーシップを実現する上で不可欠となる、国民に対する説明責任、透明性、良い統治を実現するためには、国会議員の役割が決定的に重要であることが明確になりました。SDGSを達成し、人類の未来に責任を持った決断をするためにも、この機会に国民の代表である国会議員が参集し、その意見をサミットに提言していくことは、長期的な視野を提供し、人類の持続可能開発に向けた国際的な協力体制を構築する上で、重要な意味を持つと考えます。

ご参加の国会議員の皆様には、ぜひ熱心な討議を通じて、人口と持続可能な開発、そして人間の尊厳の基盤としての健康についてのコンセンサスを形成し、それがサミットのみならず国際的なモメンタムとなっていくことを念願しております。